昨日5/30(水)、特養新規採用職員対象に施設内研修「身体拘束等の排除」について研修を行いました。
平成30年度介護保険法改正で、身体的拘束等の適正化の推進が求められており、そのことも研修で説明させていただきました。
介護保険前には、身体的拘束についてはどうであったのか?
また緊急やむを得ない場合での、身体的拘束を行ったケースについて話をしました。
現在福祉機器で色々なセンサーがあり、入居者の安全を図るため、不必要な拘束を行わないために使用しております。
介護保険導入まえは、そういったセンサー類がほとんどありませんでしたので。その時従事していた職員がナースコールを工夫して、センサー代りに使用いたしました。
ナースコールの線を洗濯ばさみに配線し、その洗濯ばさみを、入所者の睡眠の邪魔にならないように洋服に取り付け、その方が起きだすと洗濯ばさみが外れてナースコールが鳴るようになる。そういった仕組みのセンサーでした。
実物を写真で残しておけば良かったのですが。
職員の工夫で、この方の転倒が少なくなったのは言うまででもありません。
わかりずらいかもしれませんが、マーカーを引いている内容は、過去にあった身体拘束の内容です。
いまは(かなり前より)、すべてありません。
適正に身体的拘束についての措置を講じております。